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Re: 質問です

 投稿者:しい坊  投稿日:2005年 5月16日(月)12時51分41秒
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  三橋 秀也> ウラル語は、わたくしわかりませんが、
三橋 秀也> ハンガリー語とマンシ語のスペルを見て
三橋 秀也> 似ていると思いました。

 マンシ語は、ハンガリー語に一番近い言語です。magyar の ma と manśi の ma は同じ語源だと考えられています。


三橋 秀也> ハンガリー語: Háromszázhúsz hollószëmű ebem vizen él.  
三橋 秀也> ボグル(マンシ)語: Hurem-sat-hus hulach-sam uampen viten ali.  
三橋 秀也> 日本語: 私の320の大鴉の目をした犬が水の上で暮している。
三橋 秀也>
三橋 秀也> 上記のハンガリー語の文章は、日本語の訳もありましたが、
三橋 秀也> 「犬」という名詞と「暮らしている」という動詞がわかりません。

 Balázs Géza 氏の“The Story of Hungarian”, Corvina, Budapest, 1997, 2000 は持っていないので、原文は確認できないのですが、確かに、このハンガリー語の文の意味は、「私の320頭の大鴉目の犬は“水の上”で暮している」というのが直訳になりますが、普通は、「私の320等の大鴉目の犬は“水(を飲ん)で”生きている」と理解されるでしょうね。とは言え、この不自然な文は、恐らくは、無理やりマンシ語と形態素を合わせるために作られたのでしょう...。

 ハンガリー語で「犬」は“eb”です。「暮す」とか「生きる」は“él”です。(“él”は相当基本的な語彙のはずですが...?)「犬」は一般的には“kutya”ですが、文語やお役所用語では“eb”です。「豚」も同様に、一般的には“disznó”ですが、文語やお役所用語では“sertés”です。(“sértés”「侮辱」とは違うことに注意!)“kutya”と“eb”は完全に言い換え可能ではありません。ハンガリー語を学んでいる者ならば誰でも知っている有名な例は“ebadó”「犬税」は“kutyaadó”とは言えないというものです。

http://www.hum.u-tokai.ac.jp/~sitosi/

 
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